まち・むら交流 〜 成徳米「田植え体験」

5月22日

  恒例となった神戸市灘区成徳地区との交流事業、成徳米づくりの田植え体験が、5月22日、抜けるような五月晴れのもと、真南条営農組合の圃場で行われました。
  午前9時過ぎ、成徳からは、大人、子供、幼児あわせて73名が大型バス1台と数台の乗用車で到着、早速着替えて準備された軍足をはき恐る恐る田んぼの中へ。植える箇所の目印を付けた綱を畔の両端から引っ張り、営農組合の指導員やまち協スタッフの指導のもと、数本ずつの苗を手で植えていきます。思わず泥に足を取られて泥まみれになり、ベソをかく子も!約1時間、悪戦苦闘しながらも予定したノルマの完了、残りは田植え機で営農組合におまかせです。
  いよいよ待ちに待ったお昼です。いつものことながら前日からまち協スタッフが準備をした食材を成徳の方にもお手伝いいただきながら、腕によりをかけて調理した昼食。今回のメニューは、竹の子ご飯などのおにぎり、コロッケ、野菜サラダ、豚汁など。地元食材を使った素朴なメニューが都会の人には何よりも人気のようです。
  午後は、生き物観察の時間です。子供たちにとっては、一番の人気行事です。今回の指導は、大塚先生による昆虫採集です。近くの田んぼのあぜ道や水路、ビオトープなどでいろいろな虫を採集して先生に解説していただきました。
  一方、残った成徳のスタッフは、折しも地元真南条上地区で6月19日まで行われている「案山子づくりイベント」に参加するための案山子づくりに挑戦しました。あらかじめ地元から持参したコスチュームを使って4体のユニークな案山子が完成しました。結果発表が楽しみです。
  そうこうしているうちにあっという間に帰宅時間が迫り、午後3時半楽しい思い出を詰めて帰路につかれました。
  最後に、準備万端お手伝いいただいた真南条営農組合の皆さん、まち協スタッフの皆さん大変お疲れさまでした。