岩崎の秋祭りと子供樽神輿

平成29年10月8日

岩崎のお宮は春日三社といい、一つのお社に「春日神社」「八幡大神」「加茂大神」の三つの神様がお祀りされています。秋の大祭には、餅撒や子供相撲があり、子供たちには楽しいお祭りでした。ところが昭和40年過ぎから小子化のため子供相撲も無くなり寂しいお祭りとなりました。

昭和58年に子供に「楽しいお祭り」をと、当時の親たちが考えて、子供樽神輿を作ろうと、お父さんたちは神輿を、お母さんたちは子供用のハッピをと毎晩公民館に集まり作り上げました。村にあった約百年前の太鼓も革を張り替え、お祭りに音頭をとっております。小学生はもとより中学生も幼い子供も、また、親戚や他の地でお住まいの子供たちもお祭りに参加し、田舎の楽しい村祭が行われています。

「百年前の太鼓」伝説
岩崎の春日神社には、元々太鼓神輿があったそうです。神輿の屋台は二村神社(真南条)に納められた。(担手がいなくなったのか、寄贈したのか理由は定かでない)太鼓だけが岩崎村に残り、村集会の寄せ太鼓として昭和30年代後半まで打ち鳴らされていた。