宇土観音の大銀杏

令和2年11月20日(金)

宇土観音は、今から約一三六〇余年前に法道仙人によって草創せられた古刹の観音霊場です。ご本尊の聖観世音菩薩は「宇土の観音さん」と広く親しまれ、病気封じの拠り所として県内外より多くの参詣者が同寺を訪れます。

京都の古寺を思わせる苔の石段を上がると、視界に収まりきらないほどのスケールを誇る大銀杏が目に留まり、黄金色に堂々と輝くそのお姿はまさに訪れる方々の心を癒やします。

この大樹は、ご本尊の観音様とともに宇土集落の神木として大切にされています。

宇土自治会長 小前扶元