令和元年度の城南地区まちづくり懇談会開催

令和2年1月18日(土)

城南まち協文化部主催で城南地区まちづくり懇談会が、コミセン城南会館で開催されました。

始めに西潟会長より開会挨拶があり、北山共有林の間伐状況や林道(作業道)の設置状況等について紹介がありました。来賓として丹波篠山市の酒井市長、城南小学校の中野校長、篠山警察地域課の宮永警部補、丹波篠山市の野々村部長にご出席いただきました。

本題の「城南地区の防犯について」と題して篠山警察署地域課警部補宮永智明様によりご講演いただきました。最初に大卒後の平成19年4月〜平成29年3月までの経歴についてお話がありました。平成29年4月から3年目を迎えられた城南駐在所での日常活動や篠山警察署管内でどのような犯罪や交通事故が発生しているかなどについて詳細にお話を聞きました。

犯罪について大部分が車上荒らしで、近隣の市から見ても特に多いとのこと。市内でも東側より西側が多く、国道沿いに多発しています。被害事例として農作業中、助手席のガラスが割られ助手席に置いていたカバンや財布が被害にあった。また自宅内や会社の駐車場、更に墓参り中でも同様の被害に会っているとのことです。対策として常識的なことでありますが、車は必ず施錠とカバンや財布などを車内に置かないよう心掛けることです。

交通事故の発生状況ですが、季節に関係なく毎月100件程度の事故が発生しています。時間帯は18〜20時の夕暮れ時で、横断歩道での事故が多く、特に高齢者による事故が目立っています。

駐在所の活動は通学路の見守りや山岳訓練や水難訓練も行っているとのことです。

また篠山警察内では「ササヤマケイサツデカンショ節」を募集され、応募・採用された宮永警部補の一節を紹介。

♪〜声を掛け合って 地域で守ろう 故郷の宝 子の笑顔〜♪
♪〜田んぼに出るなら 戸締りしよう 留守を狙った 空き巣ドロボウ〜♪

最後に丹波篠山市の酒井市長が挨拶され、篠山医療センターでの分娩休止対策、ホテルルートイン丹波篠山(仮称)への対応、休館中の篠山荘の活用企業募集、清掃管理センターの継続可能についてお話がありました。また市のキャッチフレーズ「日本の宝石ワクワクシティ丹波篠山」を発表されました。

本日の参加者は事務局と来賓含め32名で有意義な懇談会でした。