まち・むら交流事業田植え体験

平成30年5月6日(日)

大型連休最終の5月6日(日)神戸市灘区成徳地区から子供たちと父兄などを田植え体験に招待しました。今回は、参加者91名(児童42名、大人39名)と過去最高の参加者がありました。10時過ぎに乗用車6台、大型バス1台でアグリステーションに到着しました。

早速着替えて野中集落の大西信令様の田んぼ約3アールへ向かいました。子どもたちは靴を脱いで裸足に軍足の靴下を履いて天候に恵まれて暖かくなった田んぼへ入ります。横1列に並んで、縄に目印の布を付けたところに苗を植えていきます。はじめに係の人から、苗を2〜3本ちぎって泥の中へ差し込むコツを教わり一斉に植えていきます。苗がうまく持てない子供たち、植え方が浅くすぐ水に浮いてしまうものなど続出で、最初はどうなることかと心配しましたが、慣れるにしたがって上達し予定の11時30分にはすべて完了しました。一同疲労感を漂わせながらも植え切ったという達成感で満足そうな様子でした。

12時頃アグリステーションに戻り、都会の人たちにとっては、大いに楽しみにしていただいている地元の食材をふんだんに取り入れた昼食です。今回のメニューは、たけのこご飯のおにぎり、小豆ご飯のおにぎりなどに、黒豆入りコロッケ、竹の子のあえ物、サラダ、そして豚汁などで早朝から調理をしていただきましたが、何せ、100人分という大量で大変だったようです。

午後の最後の行事は、篠山東雲高校での水の中の生き物観察です。学校の実習田に作られたビオトープでおたまじゃくしや、カエル、ドジョウその他の水生動物を網ですくい水槽に入れます。子供たちは、ズボンやスカートが濡れるのも気にしないで夢中で走り回りはしゃいでいます。同校の田井先生や4名の生徒諸君が動物の解説をしてくれ、子どもたちも熱心に質問をし、有意義な時間を持つことができました。