まち・むら交流 -- 稲の生育状況視察等

平成29年7月8日(土)

神戸市灘区成徳地区との交流事業、本年度第2回目の事業として、5月に田植えをした稲の生育状況を観察するという名目で一行約60名をお迎えしました。

午前10時過ぎ、大型バスで篠山城址、三の丸広場へ到着、昨年日本遺産に認定されたデカンショのまちを案内しようと先ずは、大書院を視察、続いて青山歴史村に新しくできたデカンショ館へ案内しました。
続いてバスで野中へ移動、5月に自分たちで手で植えた稲がたくましく育っている状況を地主の大西信令さんの説明を受けながら視察しました。9月には稲刈りが待っています。

アグリステーションに移動し、昼食。地元野菜をふんだんに使ったカレーライス、サラダ、漬物などと、ソーメン流しです。事前に大きな青竹を切って半分に割って手作りした樋にソーメンやサクランボなどを流すと子供たちは、歓声を上げながらパクつき、あまりの人気に大人たちの分がなくなる盛況でした。

午後は、バスで篠山東雲高校で生き物観察を行いました。広大な敷地の中で牛や山羊を珍しそうに眺めながら実習田の中に作られたビオトープでめいめい網を持ちカエルやオタマジャクシ、その他の水生動物を捕獲し、同校の田井先生や生徒たちから説明を受けていました。子供たちは泥んこになりながらも歓声を上げながら夢中になっている様子を見ながら、篠山の自然の大切さを改めて認識した一日でした。