岩崎の「庚申さん」

岩崎の「庚申さん」今年は2月23日
初庚申、毎年節分を過ぎた、最初の庚申(かのえさる)の日「庚申講」が催しされる、秘仏「青面(しょうめん)金剛(こんごう)明王(みょうおう)」の御開帳と餅撒きが行われた。
庚申 
十干・十二支の60通りある組み合わせの一つ。
庚申の年・日は金気が天地に充満して、人の心が冷酷になりやすいとされた。
庚申信仰は、平安時代に始まり、鎌倉・室町時代に「庚申御遊(こうしんぎょゆう)」として拡がり、やがて「庚申待」(夜明かしをして神を祀る)と名を変え、室町時代中期に「庚申講」が組織された。
江戸時代に隆盛を極め大正時代以降は急速に信仰が失われた。(Wikipedia)
日清・日露戦争・太平洋戦争時には、出征兵士の武運長久を祈願する人たちで村の入り口から長蛇の列が出来、千人針も行われていたそうです。
(一枚の布に千人の女性が赤糸で一針ずつ刺して縫い玉をつくり、武運と無事を祈って
出征兵士に贈ったもの。日清・日露戦争の頃に始まったという。千人結び)
(三省堂 大辞林)