栗栖野城公園

栗栖野城公園

2009年は徳川家康の実子説もある松平康重が篠山城を築城して400年にあたります。高石垣に供す多くの石が切り出されました。平成3年集落内に残石調査会が発足し、約2年の調査を行ない、その記念碑として栗栖野城公園と丁場城が作られました。篠山城は西国16ヶ国の大名、20諸侯に扶役が命ぜられ8万人が作事(建築)、普請(土木工事)に参画し1年足らずで完成しました。搬石の方法及びルートは、コロ又は特殊な搬石車を用いて、公園前の国道372号線を北上しました。この石垣には15個の石に8種類の刻印(符号)が刻まれており、残石調査会としてもそれらと諸大名諸侯との関係を突き止めるべく努力しています。

(酒井斉祥)

栗栖野城公園

公園内案内板

公園内案内板

公園内案内板

石垣(残石)の刻印